04骨盤矯正について

2018年8月27日

こんにちは。静岡県御殿場市ここしあ整体院の杉山と申します。よろしくお願いします。

今日は骨盤矯正についてお話をします。皆さん骨盤矯正とよく耳にすると思います。骨盤は産後戻さなくてはいけないとか、骨盤が整えば痩せやすくなるのではないか。確かにそれはあるかと思います。ただうちでも骨盤の矯正をしていきますけれども、ただ骨盤だけをやるということはないです。やはり体は全身で1つですので、その中の1つとして骨盤を調整していきます。ではその骨盤矯正。世の中に出回っていますが、その骨盤矯正とうちの違いをちょっとお話してみます。少し絵を書いていきましょう。

よく骨盤は家の基礎に例えたりします。骨盤があって腰椎、腰の骨が5個あって胸椎が12個あって首の骨が7個あって頭があります。体の基礎として土台となっているのでここが崩れてしまうと全部がずれてしまうのですよというお話をよく聞いたことがあると思います。

ですが、骨盤は一番下ではないですよね。この下にはももがあって膝があってすねがあって足首があって、足があります。ということは土台ではないですね。足があってその上に乗っかっているということになります。

人間は他の動物と比べても特殊な生き物だと思います。この重力に逆らって直立二足歩行をしています。なので体はどうしても壊れやすいのです。まだ進化の過程なのかもしれませんが結構不自然なことをしています。なので立ってしまったことによる弊害がいろいろなことで起こってきます。うちでは骨盤も大事なのですが足もも見ていきます。腰痛といっても手が原因なこともあります。手というのは鎖骨があって鎖骨に肩甲骨が付いていて、そこに腕が付いていて肘があって手に至るという構造をしています。人間の体はすごい高性能でバランス感覚がすごいです。なのでいろいろなところをかばってかばって生活をしています。一番下は地面に立っている。そうすると重力がありますのでここでまずバランスをとります。ここ以外にも頭はすごく重たいです。5㎏ぐらいあったりします。この首らへん。一番上でバランスをとろうとします。ここは、頭があって体があって、足は体があって地面があって両方から圧迫されている状況です。なのでふり幅というかあそびがあんまりない状態です。そうするとどうなるか。ここで動けない分をここでカバーするのです。なので骨盤は大事なのですが、順序としては結構最後。最後の手段みたいなかたちで、ここでふり幅を大きくしてバランスを取っています。なので骨盤調整してくださいと言われてもいきなり骨盤というわけにはいかないのです。他の動画でもお話ししていますが、内臓が疲れたことで姿勢が崩れて、筋肉が疲れて関節が壊れてという流れがありますが、体がどういうふうに生活しているのか、実際に壊れてしまっているのがどこなのかというのがこういうところに出てきます。骨盤以前にこういう末端の部分。手首なんかもいろいろなことを人間は手先が器用ですからいろいろなことをしますので、そういったところで壊れてします。ここで動けなかった部分をここでカバーしている。ここで動けなくなるとここでカバーしてなんてことをしています。うまくできています。なので結果として骨盤がゆがんでしまったり、腰が痛くなったり、膝が痛くなったり、肩が凝ったりとうのは最終的な、体がどこにも逃げ場がないよというサインです。よって、いきなりその症状がある場所をやってもよくならない。というのはこういう原因です。なので骨盤矯正。いろいろなところでやっているかと思いますが、うちと他の違いというのは骨盤も診るけれどもいろいろな部分も関係して1つの体よねというところを見ていきたいと思っています。